- ザイナル・アベディン
- BBJ LEATHER GOODS LTD.
および ABC FOOTWEAR INDUSTRIES LTD. 社長 - BBJ LEATHER GOODS LTD.: http://www.bbjabc.com/
牧牛業がバングラデシュの経済を変える
第2回:バングラデシュの歩みと日本
さて、私たちの国についての話に戻りましょう。
バングラデシュは熱帯の国であり、国土の大部分が平地で豊かな緑に覆われています。また、国民の多くは田舎暮らしをしています。都市部への移動は、1971~1972年頃から活発になりました。現在都市部で生活する若者たちの年老いた親は、私と同じように田舎から出てきたのです。私は1977年から都市部で生活を始めましたが、私の子供は田舎の素晴らしい生活、農業がある生活、私の父や祖父の世代の家庭や生活に大きな興味を示します。
現在、都市部の生活は経済的な危機に直面しています。田舎に住んでいる私の母も、この問題の影響を受けています。もちろん、このような状況においては田舎の人々の生活も幸せなものとは言えません。しかし、このような経済的な危機にあっても、田舎の人々の生活はゆったりとしています。なぜなら、もともと彼らは高望みをしていないのです。もし私たちが彼らによりよい政策を提供すれば、彼らは私たちの国にとって「黄金の子」となるでしょう。私たちは、彼らの子供たちに十分な教育環境を与えなければなりません。もちろん農業も時間割に組み込みます。長期的な視点に立てば、彼らこそ経済を変える力があるのです。
私には、革業界の現場で一生懸命働いてきた長い経験があります。その私が、バングラデシュの経済を変えるための野心的な考えを提起したいと思います。私は、高校生までの8年間、すなわち田舎に住んでいた1968‐1975年は、農業に携わっていました。ダッカで学校を卒業した後、1981年から革なめし産業において新たな人生をスタートさせました。私のキャリアを振り返ると、田舎暮らしが18年、都市部での学生生活4年、会社勤務13年、独立してビジネスを始めて15年ということになります。そして私はこの20年間、世界中を旅してきました。私のその自分の経験から、牧牛がバングラデシュの経済を変える力があると言えるのです。
日本は、高品質な製品を輸出することで経済を変えることに成功しました。もともとは模倣した商品ですが、マーケットはオリジナルよりも日本製を選びました。それは、技術と品質の向上に力を注いだからです。第二次世界大戦後、日本政府は、権力を手に入れるための戦いや殺戮に用いた技術を、世界市場へ向けて高品質の製品を送り出すことに力を注いだのです。結果、日本は輸出大国になり、豊かになりました。経済は変わったのです。日本の経済力は、軍事力より優れているのです。また、私たちはマレーシアにも注目すべきでしょう。この国もまた日本の後を追っています。
全ての技術革新には限界があります。人々は技術に頼りすぎると、重大な問題が生じる場合があります。様々な状況で、革新的技術が導入された製品の故障が、社会活動の麻痺を引き起こす可能性があるのです。もし、私たちが全てを革新的技術に頼るようであれば、世界の経済危機は繰り返し襲ってくることになるでしょう。


無料メルマガ登録
RSS登録
Twitter





















