- Shizuka
- バングラデシュ在住 タブラ奏者
- 猫の日記@バングラデシュ(ブログ): http://tabla3.exblog.jp/
I love Bangladesh!?ダッカ生活記?
第2回:男性社会?女性社会?
こないだインドのコルカタへ遊びに行っていました。
コルカタは、バングラデシュ同様ベンガル地方に属しています。それなら、バングラデシュもコルカタも同じようなものでしょう、と思ったら、どっこい違います。
毎回ダッカからコルカタへ行って驚くこと、
それは、
街中に女性だらけ!
あっち見ても、こっち見ても、サリーを着ている普通の主婦、ビジネスカバンを持ったサロワカ姿の女性、Tシャツにジーパン姿の若い女の子達まで、様々な年齢の女性で溢れています。
なんでそこまで驚くかというと、バングラデシュ、街中に女性が少ない。街中でふと気づくと、視界に入っている人々の中で女性は自分以外1人もいない!ってが、ざらだったりします。私の感覚ですが、街中の男女比は、男9:女1ぐらいでしょうか。
そして、そのわずかな1割の女性も、年齢・職業が偏っているように思えます。私の自宅の近所(外国人が多く住む地域)の路上で良く見るのは、各家庭で雇われているお手伝いさん達。大通り沿いでは、縫製工場で働く女性達。大学がある周辺は学生達。
女性の大多数は普通の主婦のはずなのに、その層があまり街中にいない。
それが、コルカタとの一番の違いに思えます。
なぜ主婦が街中に少ないのか?
それは、イスラム教が大きく関わっていると思うんだけど、既婚女性が外に出ることが好まれていないんだと思う。野菜や魚から、洋服、生活用品まで、買い物は旦那の仕事なの。「親戚の結婚式以外、外出しない!」なんて人もいるようです。
でも、これ、裏を返すと、女性が旦那に守られている、とも言えます。
値段交渉しなくちゃいけない買い物って、重労働だもん。
そして、実はバングラデシュ社会も女性に優しかったりします。
バスでは必ず女性専用シートがあるし(全座席の1割ぐらいだけど)、女性がバスに乗ったり降りたりするときは、バスの切符売りのお兄ちゃんが、「女性が乗る(降りる)から、ゆっくり!」と運転手に注意を促してくれたりします。
とある日、私、チャドカン(路上のお茶屋さん)へ行きました。
(ちなみに、チャドカンで、バングラ人女性がお茶を飲んでいるとこ、見たことありません。私は自分がバングラ人のおばちゃんのつもりで生活しているので、バングラ人女性がしないことは極力しないのですが、「どうしてもお茶が飲みたい!」という欲求に時々負けます。)
チャドカンの4人掛けベンチには、休憩中と思われる、ルンギ姿のリキシャ引きのおじさんが2人、何をするでもなく座っていました。私がお店の人からお茶の入ったコップを受け取って、ベンチに近づくと、おじさん2人はさっと立ち上がって、私にベンチをゆずってくれました。その後、おじさん2人もお茶を買ったのだけど、私の隣には座らず、立ったまま、お茶を飲んでいます。私が「おじさん達、座ってくださいよ」と声をかけても、笑って首を振って、座らない。もう一度「いいですよ、座ってください」と声をかけて、やっとおじさん達、座ってくれました。
この出来事、すごくバングラデシュぽい。
イスラム教の影響で、バングラデシュは男女が近くで接する、ってのは好まれないのだけど、いつもはリキシャの値段をふっかけてきたりするリキシャひきのおじさん達も、女性に対する態度は、本当に紳士でした。
バングラのこういうとこ、素敵だなあ、と思います。
ある意味、男性が女性に気をつかってくれるので、女性中心の社会、とも言えます。
が、「1人の女性」として見られているときはこの恩恵を受けられるけど、「どこの馬の骨か分からない外国人」と判断されちゃうと、一気に皆さん遠慮がなくなるようで、ジロジロ見られたり、いきなり話しかけられたり、痴漢にあったり・・・と、困ることもたくさんあるのがバングラデシュだったります。
最終手段は、ブルカかしら・・・。
(ブルカ=イスラム教の女性が使うコート。頭から足元まで中の服ごとすっぽり隠せる。黒が多い。顔も黒い布で覆って目のところだけ穴をあけてあるのもあるから、これなら外国人とはバレない!はず。)


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